永原大神宮 社報:時告(ときつげ) 第一号

社報「時告」の由来

永原大神宮の御祭神は、天照皇大神であります。
古くより、その御神威に仕える神使は「鶏」であると伝えられてまいりました。

『天岩戸開き』の神話において、天照皇大神がお隠れになり、
世が闇に覆われた折、鶏は夜明けを告げるように鳴き、
神々が集い、新たな時が動き出したとされます。

鶏は、時を告げ、世の移ろいを知らせる存在です。

この社報は、その神使にちなみ「時告(ときつげ)」と名付けました。
永原大神宮へご参拝くださる皆さまに、
それぞれの時にふさわしい機縁が訪れることを願っております。


機縁(きえん)について

本社報で用いている「機縁」とは、
人と人、人と出来事、人と時とが、しかるべき折に結ばれるご縁を意味します。

ふと足を運んだ参拝や、静かに手を合わせたひとときが、
やがて次の一歩へとつながっていく。
そのような小さな巡りもまた、大切な機縁であると考えております。


令和八年を迎えて

令和八年は、宮司交代後、初めて迎える新年となりました。
境内整備をはじめ、調度品の更新、
そして神事を一つひとつ厳修し、
奉賛会役員と心を一つにして、
鎮座百五十年に向けた神明奉仕に努めております。


年末祭祀の斎行について

昨年末には、永らく途絶えておりました
大祓式ならびに除夜祭を斎行いたしました。

一年の穢れを祓い、新たな年を迎えるこれらの神事は、
ご参拝の皆さまが心を整え、
次なる時を迎えるための大切な節目であります。


地域の皆さまへ

これらの歩みは、神社だけの力で成し得るものではありません。
日頃よりご参拝くださる地域の皆さま、
支えてくださる多くの方々のお力添えがあってこそ、
今日の永原大神宮があります。

新年第一号の社報にあたり、
あらためて深く感謝申し上げます。


次号について

社報「時告」は、定期の発行を設けず、
祭祀や社の歩みにおいて、
お伝えすべき時が訪れた折に掲載してまいります。


結びに

本社報「時告」が、
永原大神宮へご参拝くださる皆さまにとって、
良き時を知り、良き機縁を結ぶ一助となれば幸いです。

今後とも、永原大神宮への変わらぬご崇敬を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。

永原大神宮
宮司 勝又 啓


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